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先日、捜真女学校高等学部の放送部の生徒さんたちが、ペットのマイクロチップについて取材するため、当院を訪問されました。
取材では、飼い主様と獣医師、それぞれの立場から見たマイクロチップの役割をはじめ、国内での普及状況や関連する法律についてお話しさせていただきました。
また、私自身が15年前の4月上旬に東日本大震災の際にボランティアとして被災動物の救護活動に参加した経験についてもお伝えしました。当時、災害によって飼い主様と離れ離れになってしまった動物が、マイクロチップによって身元が確認され、飼い主様との再会を果たすことができた例がありました。
災害時には、動物が迷子になったり、飼い主様と離れ離れになることがあります。マイクロチップは、そうした状況で動物の身元を確認し、飼い主様のもとへ戻るための大切な手がかりになります。
一方で、マイクロチップは装着するだけで役割を果たせるものではなく、登録された情報を管理し、必要なときに活用できる仕組みを維持していくことが重要です。マイクロチップの普及とともに、その仕組みを守り、次の世代へつないでいくのは、私たち人間の役割でもあります。
今回の取材を、生徒さんたちはドキュメンタリー映像作品として制作されたそうです。そして、その作品が2026年度のNHK全国高校放送コンテスト神奈川県大会で優秀賞を受賞されたとのご報告をいただきました。生徒の皆さんがマイクロチップというテーマを通して、動物と人とのつながりや、私たちが果たすべき役割について作品として発信されたことを大変うれしく思います。微力ながら、その制作のお力になれたことを幸せに感じています。
捜真女学校高等学部放送部の皆さん、優秀賞の受賞、本当におめでとうございます!
当院はこれからも、動物たちと飼い主様が安心して暮らせる社会につながるよう取り組んでまいります。
横浜旭どうぶつ医療センター
病院長 井上 快